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東京 浅草橋:日本舞踊稽古場修復工事

中村外二工務店時代の同僚の建築家佐野文彦氏からの紹介の仕事。平成28年度に佐野氏が文化庁文化交流使として任命された時、同様に任命されていた日本舞踊藤間蘭黄氏のお稽古場の天井と床の改修を行った。苦労した点は、稽古場前座敷の天井板幅45㎝無垢材の単板の既製品の天井板がなく、銘木店から秋田の製造会社に依頼し20日かけて10枚作ってもらった。また、檜舞台は足で踏み込んだ時の鳴りが大事で板の厚み、根太の間隔、めかす釘でとめる事が重要。見どころは、尾州ひのきの香りと鉋で40枚削ったので鏡板になったところ。

業務:天井板張替え、床板張替え

場所:東京 浅草橋

​施工:相良工務所

竣工:2017年9月

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