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フランス パリ:Pavilion MIWA内装工事

  • 執筆者の写真: 相良昌義
    相良昌義
  • 2012年10月31日
  • 読了時間: 1分

中村外二工務店時代の同僚の建築家佐野文彦氏がパリで行う仕事の職人を探しているとのことで連絡をもらった。フランスの建築は、日本の木造建築とは違って石造。その総石造りの空間に、1枚の図面を頼りに木部を取り付けるという大胆不敵な計画だった。日本での加工の時間も限られ、好奇心と経験値だけを頼りに加工をすすめ、船便で運んだ。檜が建材として輸出されたことがなく、フランスでは木種の登録からしなければならなかったとか。船便の到着までの時間は1か月半。輸送中にカビでもでたら取り換える材料も時間もなく、わからないことばかりだったが、パリに到着した材料は送った時と同じ状態で安堵した。フランスでの工期は90日間。風邪も引いてはいけない、ケガも許されない、1つのミスも許されなず、期待と不安の日々だった。無事に完成した店内は総檜造。檜は伊勢神宮外宮の神宮備林のある東濃檜をつかわせていただいた。高級感のある空間をしつらえでお客様を迎え入れることができ、檜の香りで清い心となる場所となった。

業務:内装工事

​場所:フランス パリ

施工:相良工務所

竣工:2012年10月

 
 
 

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